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辞めてやるよこんな会社なんてな!!!!

僕が今の会社に入ったきっかけというのはとてもくだらなく、世の中の大半の人が鼻で笑うどころか1mm足りとも感情の変化も起こせないほど呆れる理由であり、仕事を辞めたくて辞めたくて仕方がなくついに上司に時間をくれと言った後の僕が「血迷った決断をするな。二年後には辞めたくて辞めたくて仕方がなくなるぞ」と伝える為だけにドクからデロリアンを借りたくなるほどつまらない理由だ。

その会社は自宅から近かったのだ。

自宅から近かったというだけの理由で説明会に行き、なんとなく選考が進み、なんとなく内定を得た僕は、卒業まで一ヶ月しかないというのに何処からも内定が得られず、まさに背水の陣といった様子でその会社に入社した。

入社してからの一年は不満はなかった。大学を卒業してからの毎日はどれも新鮮だった。小さな会社だったので社長について回り様々なことを教わった。

しかし、二年目になってすぐの五月。私は請負契約の上で他社で働くことになった。

この辺は全く理解する気もないし勉強もしていないのでよくわからないが、とにかく私はなんの縁もゆかりもない会社で働いてこいと一方的に言われてしまったのだ。

 

私の同期は三人いる。一人は理系院卒で社長の甥。普段から鋭い見方で物を見ており、少々頭は固いがその会社の基幹技術をよく理解していた。もう一人は理系大卒でプログラム専攻。入社してすぐにSEの先輩に気に入られプログラムの技術をより伸ばしていった。最後の一人は専門卒で簿記一級。いきなり弊社お抱えの税理士さんとの会議に出て行く自分の仕事を分かっている男。

対して私には、何もなかった。

文系大学を卒業し、身につく技術というものを一切持っていなかった私は爪弾きにされて当然だった。その辞令が出た後に社長がなんやかんや言っていたが、まとめるとこうだった。

「この会社ではお前のような人間は育てらんねーから、確実に人月単位で売上があがる請負契約の頭数の一つとして身を削ってくれたまえ」

自社の社員を他社に派遣して売上を得ようとするのは、自社に技術力がなく利益がカツカツなIT企業のやる常套手段だと知ったのは、この辞令が出てからすぐのことである。

 

それから約十ヶ月経ち、この文章を書くことに決めた。

後進を育てる気のない凝り固まった脳みそでダルダルな顎を持つ可哀想な頭の男の下で十ヶ月ほど働いて、この世にパワハラがあることとストレスで内臓なんて簡単にぶっ壊れることを知った僕は今の会社を辞めることにした。

既に上司には話したいことがあるから時間をくれといい、両親には退職するつもりであることを伝えてある。

 

会社を辞めたらどうするかは既に決めてある。タイで働く。それが当分の僕の夢であり、始めて掲げた人生の目標である。